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昨年の映画だが、最近見て予想外に良作だったのと、アメリカ国務省とロイター記者
やりとりを見ていてふと思い出したのであらためて紹介。

月の裏側に着陸したアメリカの宇宙飛行士を待っていたのは、月面に脱出して
生き伸びていたナチスの秘密基地だった。彼らは宇宙飛行士の着陸を侵略の前哨戦
ととらえ、先手を打って地球への逆侵攻作戦を開始する……

と、ここまで聞くとよくあるB級SFおバカ映画だが、むしろ本作は政治風刺映画として秀逸だ。
以下、筆者がツボだった点。

・頭の良くない合衆国女性大統領がどうみてもサラ・ペイリン
「開戦時の大統領は選挙で負けない」というジンクスから、心おきなくぶっ潰せる
ナチス月面軍の侵略を大喜びする。 

・アレはうちのもんだと言い張る北朝鮮
ナチスUFO軍団が出現した際、あれはどこの国籍だと国連で議論になり、日本や中国や
EUが「うちじゃないですよ」と否定する中、突然立ち上がる北朝鮮代表。

「実はあれは我が国の偉大なる将軍様が開発した……」
→出席者一同爆笑

・アメリカは何やったっていいの!
結局、攻撃用衛星をみんなで出して迎撃することになるが、先進各国が攻撃用衛星を
保有していたことにペイリンがお冠で宇宙条約違反だとなじる
→アメリカだって持ってるじゃないかと超正論の反論をされる
→「アメリカはいつもそうだからいいのよ!」とペイリン逆切れする。

・ラスト、お約束のように特攻しかける日の丸軍事衛星

ちなみに、作中に「ヒトラー 最後の12日間」のオマージュシーンがあるが、ヒトラーの
従者役の役者さんが今回の敵のボスとして出演している。なかなか芸が細かい映画だ。

さて、予想外のヒットをうけ、はやくも続編制作が決定したらしい本作。
北朝鮮をおちょくりすぎたせいか、監督がひどいめにあっているという設定のプロモ
からは、はやくも危険で魅惑的な香りがプンプン漂っていて期待大だ。









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