今週のメルマガの前半部の紹介です。先日、「日本人は労働時間を減らしすぎではないか」という記事が話題になりました。

どうも「いまどき長時間労働なんて意味ないでしょ」と脊髄反射している人が多いようですが、一方で「まったくもって正論」といった賛成派も散見されます。

果たして、日本人はこれからどれだけ、そしてどのように働くべきなのでしょうか。いい機会なので今回は労働時間についてまとめておきましょう。働く上でのモノサシをチェックすることは、キャリアデザインの基本中の基本と言っても過言ではないからです。

そもそも、日本人の労働時間は長いのか短いのか

ところで、そもそも、日本人の労働時間はどれくらいの長さなんでしょうか。「日本の企業戦士が過重労働していたのはバブルの頃までの話」的なことをいう人は、識者の中にも結構います。実際、OECDデータを見ると、ヨーロッパ勢よりは働いてますけど既にアメリカより少なかったりします。

(本編では図が入ります)

でも、実はこのデータは厚労省作成の給与支払いベースのもので、サービス残業は含まれていません。というわけで、労働者個人から直接対面調査した総務省作成データによると1963時間、正社員に限ればなんと2347時間にまで跳ね上がります(労働力調査2012)。上記グラフの天井を完全に突き破ってますね。本メルマガ読者も、恐らくは総務省数値の方が実態に近いと感じている人がほとんどではないでしょうか。

筆者自身、20代は平均で年2500時間近く働き、それ以上働いている従業員の残業時間対策をあれこれやっていたのでよくわかりますね。

というわけで、世の中にはいろいろと「日本人の労働時間は先進国並みに落ち着いてきた」的な論説がまかりとおり、かつて自国民の長時間残業を理由に世界からつるし上げられたトラウマのある厚労省もそれを是認していますけど、実態としては今でも日本人は世界トップレベルの年間総労働時間を誇り、時間当たりの労働生産性も停滞している(OECD34か国中20位:2012年)というのが実態と言えます。要はムダに働きすぎというわけです。



以降、
残業バカと残業しないバカ
とりあえず“残業”のことは忘れよう
実はホワイトカラーエグゼンプション派とワークライフバランス重視派は表裏一体




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Q:「本業に関係ない副業でもバレるとまずいですか?」
→A:「貴殿の日頃の働きぶりがモノを言います」



Q:「すし屋で10年修業するのはバカですか?」
→A:「どこで食べるかと、キャリアデザインは別物です」







雇用ニュースの深層

あまりにも空疎なアマゾンジャパン労組の要求

「恣意的でない評価」なんて突き詰めれば共産主義しかありえず、そしてそれは維持不可能だということはとっくにはっきりしているわけです。



アベノミクスで労働市場は良くなっているのか、悪くなっているのか

裏返せば、可哀想な非正規雇用が急拡大しているわけでもなく、好況で就業者数が増えているわけでもなく、社会全体が急速に衰えつつあるという現実が見えてきます。






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